今日はショッキングなお話をします。
世の中には本当に人柄の良い善人の塊のような人達が一定数いて、
真面目に誠実に善良に日々の生活を送っておられます。
私もとても幸いなことに、こういった性格の良い、接したりお付き合していて本当に気持ちの良い素敵な方々に日々お会いすることができています。
大多数が皆さん努力家ですし、能力的にも優れた方々が多いです。
前向きなパワーをちゃんと持っていて、それでいて何気ないし、自然体だし、その上謙虚な方ばかりです。
そういう方々は、何というのか、見ていてすごく「真っ当な生き方」をしています。
何をもって「真っ当」なのか、と思われる方もいるかもしれませんが、要は
●「安易な方法で欲しいものを得ようとするのではなく、それが得られるだけの実力を得るために、自分を向上させることにフォーカスしている」→要は努力を惜しまない
●「絶対に人を利用しない」→卑怯な方法、ズルい手段は決して使わない
●「身勝手さがない」→自分も周りの人も大切にする
●「人の幸せを自然に喜べる」→嫉妬することがほとんどない
こういった、当たり前の心構えをしごく自然にできているという「真っ当さ」です。
勉強でも仕事でも人間関係でも健康管理でもちゃんと「王道」を行っている。
とても凄いことです。
この「王道を行く」というのは、実は並大抵なことではないからです。
ちゃんと等身大の自分を見つめる心の強さがないとできないことですし、
それができる、ということは地道な努力の大変さや苦労を受け止めるだけの器がある、ということですし、
その器がある、ということは、他の人達の努力や苦労にちゃんと共感できる人である、ということになります。
当然「思いやり」も深い人達です。
自分がちゃんと努力したり苦労を乗り越えてきた人達、といのは得てして、
他人の努力や苦労を決して笑うようなことはしません。
自分が物凄く地道に頑張っているために、軽々しく他人を嫉妬するようなヒマもありません。
だからこういう人達はいろんな意味で信頼できるのです。
子供のころから、ちゃんとこういう人達と接する機会に恵まれてきたことは本当に幸せなことだと思っています。
だからこそ、逆境に見舞われたり、騙されたり、犯罪まがいのことをされてきたことがある私でも、
最終的には「この世も人も信頼できる」と性善説に立って思えていますし、
それが心の拠り所の1つとして、新しいチャレンジに邁進する原動力となっていることは確かです。
ところが、こういった信頼できる人達も含めて、それが更に「自分で運をコントロールできる」フローマスター達となると、
その数は残念ながら決して多くはありません。
「2:8の法則」というのがありますが、ここにもそれが当てはまります。
20%がこういったいわゆる「善良」に生きている人達。
その中でも「フローマスター」レベルの人達はおそらく数パーセント、
残りの80%には、普通の人達と「奪う人達」とが入り混じった構図となっています。
言い換えると、現状では、「幸運のスパイラル」をガンガン起こして、人と人とが「WIN-WIN」で互いに幸せになっていけるような考え方・態度・行動を実践している人達の絶対数が、そもそも圧倒的に少ないのです。
そういう人達がちゃんとこの世の中に存在しているにもかかわらず、
世界中で紛争が絶えなかったり、犯罪が横行したり、賄賂がしれーっと行われていたり、
忖度が通用しまくったりするのはそのためですし、
もっと身近な例では、学校のいじめや職場のパワハラ・モラハラ、家庭内のDVや裏切りが頻発しているのもこれに起因しています。
この人口的な絶対数の決定的な違いに加えて、残念ながら
「この世の中は『奪う側の人間』」に都合がいいようになっている」ことがさらに問題です。
なぜ運やエネルギーといった大切なものをお互いに相乗効果で大きくしていって、
誰もが「WIN-WIN」で幸せになるように協力し合あえないような世の中なのか。
そこには理由があります。
先ほどもお話しましたが、
運を自分でコントロールして幸運を自ら引き寄せられるような人、
エネルギーが底無しに沸き上がって螺旋状に運気が上昇していくような「フローマスター」に近い人というのは、
本当にとても希少な存在です。とにかく人口としての絶対数が圧倒的に少ない。
かたや、ごく普通のエネルギーレベルの人達、
どちらかというとエネルギーが枯渇しているようなタイプの人達、
フローマスター達の応援や「運のおこぼれ」をもらいながらも頑張っている人達
の人数が多ければ多いほど、
まるで「多数決」のように彼らの都合で世界が回ってしまうのです。
▲法律でとても納得いくようなものではない判決が下る
▲企業人事であり得ない人が昇進する(その逆にあり得ない人が失脚する)
▲学校のいじめが隠蔽される
▲モラルハラスメントが野放しにされる
▲消費者に貢献している利他主義の企業が薄利なのにあこぎな商売をしている団体が利益を貪る
▲優しい人が利用される
▲ズルいやり方がなぜか通ってしまう
▲実力ある人が生かされない
▲傲慢な人が猛威を振るう
▲組織やグループでマウンティング(独りよがりな格付け)が横行する
などなど、数え上げたらキリがありません。
そこに更に「運やエネルギーを人から奪う人達」が加わると最悪です。
「運やエネルギーを人から奪う人達」というのは、自分でエネルギーを作り出すことができません。
どちらかというと、現実の生活面でも実力があるタイプではありません。
もっと辛辣に言ってしまうと、
「本当の意味で」自分の努力や能力で勝負して目標を達成したりできるような「器」がないのです。
当然自分で運をコントロールできるような次元の人達ではありません。
そのくせ、自己愛やプライドだけは異様に高かったりするのです。
自分さえよければいいという気持ちが根強く、
等身大の自分を見つめることが苦手で、
現実を見つめることができなかったりします。
本当の自分に向き合うことができないために、コツコツと努力して実力を磨いていくことも苦手です。
コツコツ努力なんかしてしまったら、自分の本来のレベルを自分で目の当たりにしなければなりませんから、
発狂してしまうかもしれません。
(私はそうやって実際に「発狂」して自滅してしまった「奪う人」達も結構見ていますので、それについてはまた別の記事で)。
そのくせ「自分は特別な存在である」という意識が強く、
常に「特権意識」をもって相手や状況をコントロールしようとしてきます。
だから「奪う」のです。
実力はないが自己愛と特別意識だけは異様に強い。
だから手っ取り早く「持っている人」から運やエネルギーを奪うのです。
奪った運やエネルギーを使って自分を飾り立てます。自分の実力を底上げします。
奪いにくるのは何も運やエネルギーだけではありません。
あなたの能力、才能、性格、趣味、人間関係、目標、なんでもです。
自分が持っていない、あなたのキラキラと輝いている部分、それをまるごと「乗っ取り」にかかります。
こういう人が身近にいたらそれこそ大変です。
あなたが、自分は比較的運がよくて恵まれているところがある、と自覚している場合、こういうことがあったら要注意です。
●ある日、いつも出来ていたこと(それもどちらかというと得意だったこと)ができなくなる
●出来てはいるのだが、スムーズに行かなくなってきている
●特に調子の変化やストレスもなく、勉強もしっかりしているのに、なぜか「成績」や「仕事のパフォーマンス」が落ちてくる(家事、子育て、もしかり)
●いままで絶好調だったのに、なぜか何の理由もなく小さなトラブルが増えてくる
●その小さなトラブルがだんだん大きくなっていく
●いつの間にか生活全部にトラブルが頻発するようになる
●あなたの気力や元気が失われていくような感覚に陥る
●とてもうまくいっていた複数の人間関係に、なぜか理由もなく陰りがでてくる
●体調が悪くなる
●本当に怪我や病気が増えてくる
●理由もないのに気分が沈む、イライラする
●自分が受け取るはずだった成果や賞賛を、なぜかその人が受け取ることになる
(そして自分の成果などは初めから「なかったこと」になる)
その一方で、あなたの周りにいる人が急に「不自然に」輝き出していることに気づいたら、これはもう「確定」です。
●自分と言動が似てくる
●自分の趣味がいつの間にかその人の趣味になっている
●いつの間にか自分の人間関係の中に入り込んでいる
●気づいたら自分の「自分のポジション」の位置にその人がいる
●あなたの人気が理由もなく落ちていき、代わりにその人の人気が不自然に上がる
●気づいたら自分の居場所が消されている
●自分の受け取るはずだったもの全て(成果、賞賛、人間関係、物、チャンス、)を、自分の代わりにその人が受け取っている
●見た目も気持ちも自分が「老け込んだ」感覚に陥り、一方でその人が「若くなっている」
要は、「何の理由も見当たらない」のに「なぜか」、あなたとその人の状況が「反比例していく」ような感覚と現象です。
こういう「奪う人」達の最も恐ろしいところは、
運やエネルギーや能力を持っている人達からいろいろなものを奪っておいて、
その上で更にそのターゲットの人格そのものを「乗っ取り」にかかるというころです。
「成り代わり」というやつです。
これは実際に「奪う人」のターゲットになってしまい、この状況を経験したことのある人にしかわからない恐怖ですが、
まるで自分が「抹殺」されて、初めから存在していなかったかのような、なんとも言えない恐怖に見舞われるのです。
(ちなみに、私も1度だけ、このような人生最大の「乗っ取り」にハマりそうになったことがあります。本当に恐怖以外の何物でもありませんでした!!これもまた別の記事で書いてみようと思います)。
また、彼らはよく「善意を装って」ターゲットを貶めるように策略をかけてくることもしばしばです。
「無知を装って」いることもあります。
場合によっては「被害者を装って」こちらに罪悪感を持たせてコントロールしてこようとする場合もあります。
いずれも「事実を捻じ曲げて」自分の都合のよいように状況や周囲の人をコントロールしていくのですが、
目的はあくまでもターゲットにした「運の良い人」からその運やエネルギーを根こそぎ奪うことです。
怖いですね。
怖いと当時に、「運」を研究している私としては、こういう人達にとても怒りを感じてしまいます。
「幸運」の意味をはけ違えた、人の道に反するような、「エネルギーの法則」を冒涜するような生き方だからです。
まあ、「エネルギーの法則」は「宇宙の法則」ですから、
この法則に反するような生き方を続けていると、いずれとんでもない「バチ」が当たることになるのですが。。。
これはまた、別のお話で。
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