考察ブログ『ショート』⓯【壁の向こう側】への行き方~「きっかけ」を掴むための科学~成功の99.9%は、実は「運」の力です(本当)、というお話。

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あれよあれよ、という間に、2025年。

読者の皆様、今年2025年も最高の一年を過ごされますように!!

しかし、なぜ日々がこんなに素早く駆け抜けていってしまうのか。。。。。

誰かの格言にあったような気がします。

人生は「何もしないのには長すぎる」が「何かを成すためには短かすぎる」

という言葉。

身に染みますね。。。

~潜在数多し~『きっかけ』さえ掴めれば『上昇できる人』が大多数。ただし、実際に『きっかけ』を掴んで『上昇』する人は『2割』のみ(パレートの法則)

もう結構以前になりますが、社会現象を巻き起こした言葉があります。

「ワーキングプア」という言葉。

「高学歴」や「女子」という言葉と組み合わせて

「高学歴ワーキングプア」や「高学歴女子の貧困」などというワードが、ネット上や書店の書籍表紙を飾っていたこともありましたね。

コロナ禍以前の話です。

現在2025年時点では、言葉を言い換えて

「高学歴難民」

などど、言われていたりしているようです。

専門的な分野を深く勉強し、大学院で修士号や博士号を取り、

能力もあり、スキルもあり、努力・継続する力もあり、そして何より、「学び続ける意欲」を持ち続けている人達なのに。

その能力やスキル、努力・継続する力、学び続ける意欲を「活かす場所」が得られない。

いわゆる「ポスドク(ポスト・ドクター)」問題。

実際には、いわゆる、「大学までのお勉強ができる」ような基礎学力だけではなく、実社会に役立つことができそうな、実験結果や論文を大量に生み出せる「応用力」を兼ね備えている「高学歴難民」の方達もまた、沢山いるのが現実です。

ここには、明らかに

『壁』

があるんですね。

本当に「紙一重」の状態で、彼らの前に立ちはだかっているこの「壁」の向こう側へ「一度」行けてしまうと、

あとはもう、本当に「立場が安定」する。。

例えば、正規職員の地位や、安定した収入等が得られる、などですね。

この「紙一重の壁」の向こう側へ行くことが出来ない、優秀で能力の高い人達の、なんと多いことか。日本よ。。

私の周囲を見渡してみるだけでも、

『壁❶』タイミングよく「空き」が出て正規ポストを得られた大学職員 VS ずっと臨時職員(非正規講師)のままのポスドク生

『壁❷』納品物のレベルはそこそこでも年収2000万円だったフリーランス(20年前)VS 最高品質でも年収200万円のフリーランス

『壁❸』超難関資格試験でギリギリ合格した受験生 VS 超難関資格試験で「あと1問の差」で不合格となってしまった受験生

のような状況の方々を、お見かけしています。

このような状況の方々との間にあるのは、たった一枚の『壁』のみです。

この『壁』の向こう側へと行けたか、行けなかったか。

現実的に、この「差」は非常に「残酷」なものです。

首尾よく『壁の向こう側』へと行けてしまった人が、『その壁の向こう側』から『壁の向こう側へと来ることができる前にいた場所』を見返してみた時に痛感させられるのが

「(壁のこちら側とあちら側とでは)天国と地獄である」

ということ。

一度でも『壁』を超えることができてしまえば得られるであろう、そして展開していくであろう、様々な立場的、経済的、精神的ベネフィットが、今自分の手元にあるという、絶対的な安心感(そして実際に、自分は『壁の向こう側』へと抜け出た)。

そして、

いまだ『壁の向こう側』へと抜けることができずにもがき続けている人からは、

決して『壁の向こう側』の状況は「見えない」

ということ。

「見えない」からこそ、今ある自分の位置付け(壁のこちら側)に余計に不安になる。

『壁』がとても薄くても、堅牢に厚くても、結局は同じこと。

今後『その壁の向こう側』に行けるか、行けないか。

結果的に『その壁の向こう側』に行けたか、行けなかったか。

本当は『その壁の向こう側』に抜けることができるのか、抜けることができないのか。

いろんな立場の、いろんな状況での、様々な『抜けたい壁』は、人によって異なります。

そして、その『壁』を抜けることができるのは、だいたい2割。

そう。「パレートの法則」「2:8の法則」、「2割:8割の法則」なんて言われますね。

残酷ですが、これが現実。

自分がその「2割側」に行けるか、行けないか。

そして、その「2割」の中で、また「2割:8割」で淘汰がなされていく。

これが延々と繰り返されていく。。

『壁を抜けられた人』は「きっかけ」を掴んだ人。

自分の前に徹底的に立ちはだかるこの『壁』を見事に抜けた人は、「きっかけを掴んだ人」です。

つまり、「2割」に入れた人には、「きっかけを掴んだ」という共通点があります。

「きっかけ」は、「自分で作れた場合」、「首尾よくタイミングを掴んだ場合」、そして「自分で引き寄せた場合」に分かれます。

逆を言えば、

「きっかけ」さえ掴めれば、いともシンプルに『壁の向こう側』へ行ける

のです。

「2割の側」に仲間入りを果たせるのです。

これは、実際に『壁を超えることが出来た人』にとっては、心底理解できる事柄なのではないでしょうか。

(読者の方の中にも、ウンウンとうなずかれている方もいらっしゃるかもしれません。。)

そんな単純な事?と思われる方もいらしゃるかもしれませんが、

「きっかけを掴む」というのは、並大抵のことではないのです。

「きっかけ」は、瞬間的にやってくることもありますが、場合によっては数年~十年単位でしか訪れないこともあります

そもそも、自分にとってその瞬間が「きっかけ」であるのか、「きっかけ」となり得るのかどうかにも「気づかない」場合だってあります。

とても抽象的な表現にとどめておりますが、

常日頃から

『壁の向こう側』へ行けるか行けないかは「天と地の差」に匹敵する

『きっかけ』さえ掴めれば、『壁の向こう側』へ抜けられる

という意識を、心のどこかにしっかりと植え付けておくことで、

「きっかけ」が訪れた場合に、即座に対応できます。

「きっかけ」は必ずしも「きっかけの形」で分かりやすく私達の前に登場してくれるとは限りません。

逃してはなりません。その「タイミング」を。。

ジャミ―ロ

ジャミ―ロ

『運は自分でコントロールできる!!』ことを証明すべく「運を科学的に捉えてみる」という研究活動をしてきた「運の研究家」。「意味のある幸運な偶然の一致」をテーマに、フローやシンクロニシティ、プランド・ハプンスタンス理論といった、誰もが幸運の流れにのってハッピーに生きる方法を、20年にわたって研究中。

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