「意味のある偶然の一致」と「幸運の流れ」は自分で作り出せる

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「運がいい」「幸運だ」という感覚は、一過性のものだとあまり意味がない場合があります。

もちろん自分にいいことが起こる、

臨時収入が入った、

宝くじに当たった、

売り出していた家が予想より高く売れた、

欲しかった物や情報が意外なところから手に入る、

思い通りの結果に落ち着く、

と単発で幸運に恵まれた時、私たちは誰でも嬉しいですし、一時的に気分も調子も上がるものです。

しかし、そのまま喜んでその場が終わってしまては、せっかく自分に発生しだしたと思われる幸運、もしかしたらそのまま幸運のスパイラルに突入していけるかもしれない可能性が、本当にただの「グットラック」のままで終わってしまいます。

次にそれだけの幸運に恵まれるのはいつになるのか?それこそ不確実で無計画な神頼みに終わってしまっては、とてももったいないお話です。

また、その「幸運」が、私たちの願望や素質とは噛み合わない「ただのまぐれ」のようなものであってもいけません。

私たちの持つ才能とか、能力とか、得意分野とか、可能性を、その「幸運の流れ」に乗りながら継続的に開花させていけるようなものである必要ばあります。

実は、「運をコントロールする」「幸運を自分で作り出す」「意味のある偶然の一致を自分で引き起こす」ことができるようになるには、日常で「単発の幸運に恵まれたその直後」がとても大切なのです。

●「幸運な状態でいる」

●「その幸運な状態をできるだけ長く保つ」

●「更に幸運に恵まれる頻度と規模を増やす」

●「幸運が頻発することが当たり前の日常になる」

●「幸運の頻発がいよいよ連続した束になる」

●「日常の全てが幸運で満たされる」

これが「幸運の波に乗っている」という状態ですが、フローマスターであることを習得していくためには、まずここを目指さなければなりません。

「幸運」とは、私たちの充実した日常のために明らかに運が手助けしてくれている、ということであり、ここの部分はどんなに優秀で努力家の人であっても、「運」に対して一度謙虚になったほうがよいのです。

人生は、自分自身の努力と能力の向上プラス、誰かに(何かに)助けてもらいながら階段を上がっていかないと、決して万事滞りなく、とはいかないものです。

なので、自分の日常で「意味のある偶然の一致」が連続で起きていると思われる時には、本当に注意深くなることが必要です。

なぜならそれは自分に大きなチャンスが訪れていることを一生懸命知らせてくれようとしている「シグナル」だからです。

私たちは日々あまりにも忙しかったりするのでなかなか気づきにくいのですが、

「エネルギーの法則」から考えると、万物は根底で本当に全て繋がっているために、

一度「意味のある偶然の一致」というシンクロニシティの形で幸運な流れに入っていくと、

最初は単発だったものが徐々に束になって発生し、それが連続で起きるようになり、

自分だけに意味のある出来事や行為が必要なもの(人との出会いや情報、チャンス)を次々と引き寄せながら一貫したパターンでかみあって、思いがけない意義のある展開を個人にもたらしていくようになります。

物事の根底には「秩序」があり、例えば幸運に恵まれていない時、私たちは自分に起こる物事の全てが「バラバラ」に見えます。

つまり一つ一つの行動や出来事それぞれが互いに何の関連性も持たず、一つ一つの現象が単発で終わっていきます。

もし焦りや怒り、緊張や不満でいっぱいになっている「幸運とはかけ離れている状態」の時であればなおのこと、自分に起こることは全て「無秩序」で、良い結果や願望を達成するための「相乗効果」は得られません。

こういう状態の時には、関わる全ての物事が非常に重く感じられ、なんとなく物事がスムーズに行かないような感覚に陥ります。

調子の良いときにはサクサクと出来ることであっても、です。

これはなぜかというと、

決して心理的なプレッシャーであるとか、構えてしまう心だけがそうさせてしまっているのではなく、

無秩序に、バラバラになった自分を取り戻すためのエネルギーが並大抵のものではなく、

エネルギーを浪費して疲れ果ててしまうからです。

また、自分の才能や素質と最初からまったく噛み合わないことをうまくやろうとして、

本来自分にあった事柄に注ぐべきエネルギーを浪費してしまい、

努力が行かせなくなってしまうパターンもあります。

「自分にとって正しいこと」をしていないと、当然「意味のある偶然の一致」が起こる余地がなくなってしまうのです。

例えば自分自信に嘘をついている人(本人は「自分に嘘をついてる」と思っていない)、自分をごまかしている人には、願望や目標を後押ししてくれる幸運が起こりにくいのが現状です。

これは心理学では「潜在意識と顕在意識との壁」というのですが、

要は、本当は心の底では望んでいない事柄を自らの願望や目標である、と思い込み、

間違った方向に努力してしまうことで、

本来の能力や適性を無視することとなり時間とエネルギーを浪費してしまう、

ということです。

いわゆる「努力の限界」とか「努力の壁」ができてしまうのは、こういうことです。

「意味のある偶然の一致」を自分で作り出す、それも、連続して幸運状態を維持・拡大させていく、とは、

本来不必要な努力を何もしなくても成功の基盤が自然と創られていく、ということに繋がります。

そのための方法も、徐々にブログにアップしてこうと思います。

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ジャミ―ロ

ジャミ―ロ

『運は自分でコントロールできる!!』ことを証明すべく「運を科学的に捉えてみる」という研究活動をしてきた「運の研究家」。「意味のある幸運な偶然の一致」をテーマに、フローやシンクロニシティ、プランド・ハプンスタンス理論といった、誰もが幸運の流れにのってハッピーに生きる方法を、20年にわたって研究中。

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