今日の記事はちょっと長いです。
私は常々「Win-Win(自分も勝って、相手も勝つ)」をモットーにしていて、意識的に「Win-Win」を日々の行動に取り入れるようにしてます。
自分の考え方や行動が確実に自分のためになるようにもっていくのは当然として、あわよくば、それが誰かのために役立ったり、手助けになったり、その相手の成功に対して、微力ながらも良い影響を与えらえるようなやり方にこだわってきました。
もちろんそれが余計なおせっかいになってしまわないように、必ず「相手が望む」状態を具現化しながら、です。
全てが全てそうなってきたわけではありませんが、なかなかの確率で、生き方全体を「Win-Win」で満たしていけるようになってきています。そうやって、小さい成功をちょこちょこしながら一つづつ目標を達成していき、同時に数えきれないくらいの失敗も犯してきました。
そうです。たくさんの失敗をしてきているとはいえ、たしかに私は「運を科学する」ために、トライ&エラーを繰り返す過程で、それなりの(というようりも「自分なりに納得できる」)成功を得てきました。
シンクロニシティやフローのことをずっと研究してきて、引き寄せの法則や運をコントロールすることを謳っているわけなので、まずは自分が体験と体感の両方を通して、あるの「実践的見本」にならなくては(それも意識的・意図的にです)、このテーマを掘り下げていく資格がなくなってしまいます(苦笑)。
エジソンじゃないですけれど、99%の努力と1%の才能、そこにパーセンテージでは到底測れない「運」を組み合わせて、自分自身の人生をそのまま「運」を研究する実験台にしてきていることは確かです。
ある程度の自己開示も大切なので、私自身のちょっとした例を挙げてみますね。
上手くいってきたこと、上手くいかなかったこと、両方です。
本当に例としては「一部」ですが。
私は子供のころから、「達成したい」と思ったほとんどの目標を、直接的にも間接的にも、たとえ多少の時間差があったとしても、最終的に全て達成してきています。
子供のころは、いわゆる「超勉強ができる」上に「子供起業家」みたいなところがありました(子供の頃だけですよ!)。
わかりやすく言うと、演劇の脚本、演出、監督、出演(俳優として)、ついでに照明音楽衣装担当を全て一人でこなしてしまう上、メンバーとの人間関係も抜群にうまくやる、というタイプの子供でした。
ピアノで作曲することが好きで、高校生の頃には普通科の進学校であってにもかかわらず、音楽の先生から音大の作曲家に行くように猛烈に勧められていました(結果的に音大には行かない選択をしました)。
演劇にもある素質があったようで、それこそ脚本と監督をしながら自らも他の仲間たちと一緒に自分の物語に出演していましたし、9年間連続で学級委員であるにもかかわらず、生徒会にまで押し出されそうになり、当時器用で好奇心旺盛過ぎる学生だった私であっても、時間が足りずにその他のオファー関係を全て断って自分の時間と心の安定を確保してきたようなところがありました。
●学年で1位を取る
●地方自治体の国際交流企画で市費の交換留学生に選ばれてアメリアに行く
●そこから世界への興味が広がって、大学時代からバックパッカーにはまる
●相当数の国を訪れる
●取りたい内定は全て取る
●行きたい企業には必ず受かる
●畑違いであっても自分に向いているとわかれば国内海外を問わず大学や大学院にも行き直す
●最終的に学位も取る
●海外移住も果たす
●行きたいと思った国には何等かの形(旅行、投資、ビジネス)で必ず行く
結婚相手を見つける時もそうでした。
●これほどはないベストなタイミングで伴侶が現れ、子供も持つことはないだろうと思っていた矢先、やはりこれほどはないベストなタイミングで(それも私のところに来てくれるにはもったいないくらいの「最高の魂」を持ったと思われる子が)しっかり来てくれる
●子供に教えられる
●いろいろな国に家を持ってみる
●世界中どこにいても自分でできる専門職を得る、それをビジネス化する
という目標が1つづつ確実に達成され、
今でも現在進行形で夢を達成し続けています。
おそらく興味と好奇心の賜物なのでしょうが、球体思考(1つの方向から考えるのではなく、あるテーマを前後右左とあらゆる方面から考える思考法)が得意だったことから、力むことなく自然に夢や目標をどんどん達成していくタイプの若者だったのかもしれません。
自分の興味と好奇心と球体思考が、運をどんどん押し上げていってくれていたかのような感覚でした。
自分の体調やものの考え方や人間関係や目標達成が絶頂期だったころには、本当に頭のてっぺんに宇宙からの気が無限になだれ込んでくるような、そんな前向きでパワフルな感覚に何度も陥ったことがありました(本当に宇宙からのエネルギーが太い管になって頭頂にひたすら注ぎ込んできるような感覚です!)。
さあ、これだけ聞くと、何の苦労もない恵まれた人間のように聞こえますが、ここからが本題です。
私が実際に行ってきた生き方や、経験してきたこと、経歴は全て事実で、その部分だけを聞いた友人や知り合いたちからは「スーパーウーマンだね」とか「超人だね」と言われます。
そんな私を心から慕って、一緒に更なる目標に向かって手を取り合ってくれる人達もいます。
しかし時にはたとえ知らない人からであっても激しい嫉妬を受けることがあります。
それはもう猛攻撃です。
彼らからの嫉妬は「ちょっと悔しいな」というものから「何が何でも絶対に潰してやる」という強い念まで様々です。
実際に攻撃の行動を起こされることも多かったですが、「嫉妬」という感情がなんといっても厄介なのは、強烈な負のエネルギーとなって、実際に相手に飛んで行ってしまう、ということです。
これも「エネルギーの法則」で説明できるので、どこかの記事で「嫉妬」について詳しく書いていこうと思っているのですが、私は昔から第六感が極めて強く、幽霊こそ見えませんが(笑)いろいろなものを感じ取っては、それが実際に起こってみたり、異常にカンが当たったり、予測が的中すること頻発でした。
なので、こういった嫉妬や悪意のエネルギーが飛んできて、容赦なく自分に突き刺ささると、本当に体調や具合が悪くなったものです。
どんなに傍目に目標を達成しているように見える私であっても、おそらく経験してきた失敗や逆境や挫折や苦悩は相当のものだと思います。
かなり行動してきているので、その分多くの成果を手に入れていますが、同様にその100倍は失敗したり、挫折したり、嫉妬で陥れられたりしているのです。
安易に嫉妬してくる人達には想像もつかないであろう努力と苦労もしてきています。
人が生きていく、とは、根本的にそういうことだと思います。「光の部分」だけを見るのは簡単ですが、それと表裏一体の「影の部分」もちゃんと見つめて、ちゃんと自分と向き合って、初めて「運」の上昇スピードは加速してくものだと思います。
では、先ほどの私の成功してきたと思える「光の部分」に対する、もう一方の「影の部分」を書き出してみます。
輝かしく聞こえる私の学生時代に、私は一時的ですが「登校拒否」と「引きこもり」を経験しています。
後から考えると、これも「エネルギー」の動きに問題が発生していたからなのですが、例えば、私は勉強では「学年一位」と「学年ほぼ最下位」をひ延々と繰り返していました。
普通ここまでジェットコースター式だと、なかなかあり得ない現象かもしれませんね(笑)。
卒業後に、当時の担任の先生方に話を聞いたことがあるのですが、本当に不可思議な生徒であったと、今でも記憶にはっきりと残っている、とのことでした。
県内一の進学校の入試で満点の一位で入学しており、その後、一位と最下位を本当に延々と繰り返しているんです。
登校拒否と引きこもり気味の前後にはもちろん最下位、学校に復帰すると上位に戻る、でもクラスメートからは断トツに支持されて学級委員を9年間務めているし、音楽、美術、英語、弁論大会、あらゆる賞を総なめなんですね。
でも、大学生1年生~2年生の頃には、鬱病とパニック障害を起こしています。
これも完全に「エネルギー」の循環と問題に関連していました。
言い換えると「エネルギーの搾取」に合っていたわけですが、当時エネルギーの法則に関して全くの無知だった私が、どれほど苦しんだかは想像にお任せします。
「闇」の部分では、青春なんてものは当時本当に皆無でした。
当時エネルギーの法則を知っていたら回避できたであろう、かなりキツイ経験で、今から考えれと本当にもったいない時代だったな、と思います。
「学年ほぼ最下位」の時期が大学入試と重なり、私は鬱のまま日本でほぼ一番偏差値の低いとされている四流大学に進学するざるを得ませんでした。
本来、中学、高校、大学3年くらいまでの一番楽しいはずの約10年間は、私にとっての「失われた10年」ということになります。
その後、体感でエネルギーを操ることを習得し出していくんですが、ここから旺盛な興味と好奇心を取り戻していった私は、その後、海外を含めて更に3つの大学を卒業していきます。
そのうち2つは海外の超一流有名大学の大学院です。
もともと生粋の文系だった私は、ここで初めて「実はめちゃめちゃ理系に強い人間だった」ことに気づきます。
晴天の霹靂でした。
だって、数学をはじめとした理系分野の科目というのは全部、当時の私の「苦手科目」であったはずだからです。
高校時代の数学の先生に「エネルギーを搾取」され、理系の才能を封印されていたことも判明しました。
化学を中心に物理と数学にどんどん目覚めていき、その関連の一流企業で仕事したり、自分の専門分野で独立もすることができました。
私の履歴書を見ると何かのジョークではないか?と疑う人事の人も多かったようです。
結果的に日本と世界の名だたる何社かの一流企業にちゃんと正規で就職しているのに、その間の履歴にはフリーターになってしまった時期、非正規雇用者として働かざるえなかった時期、中小企業にいた時期など、いろいろあるのです。
就職していた大企業で何度か賞をいただいたりもしていましたし、その内の1つは社長賞であったため、社長やCEO(最高経営責任者)の方々からの覚えもよく、そのために、社内の派閥政治的な動きで、もう少しのところで社内でのポジションを奪われそうになったこともありました。
結果的にその逆境にも打ち勝っているのですが、いまから考えるとあの状況下でよく持ちこたえたな、と背筋が凍るような思いです。
本を出版した時もそうでした。ある程度の部数が全国的に売れると、本の内容に共感を持って応援してくれる読者の方々から大きなサポートをいただくことになり、その度に感動と感謝で言葉にならなかったものです。
その一方で、そんな状況を利用しようと近づいてくる「奪う人達」も一気に増えるものです。
著者としての立場を利用しようとしてくる人、印税を狙ってくる人、何等かの団体に引き込もうとする人(宗教的なものもありましたが、一番怖かったのはカルト的な経済団体です!)など、アプローチされた時点ではそうと気づかず、徐々に「何かおかしい」となっていき、最終的には被害を受ける前に気づいて逃げ切る、ということが何度もありました。
こういう経験で人間不信になってしまう人達もいるのも仕方のないくらい、手が込んでいて悪質なやり方でした。
私は海外で不動産投資も手掛けているのですが、ここでも4か国7拠点に投資を広げるまでには多くの困難がありました。結果的にはまずまず成功していると言えるのですが、本当に精神的に参ってしまった事例も多々あります(あまりにもエグすぎる経験なので、ここではあえて割愛します)。
海外に行っている時でもそうです。私用でも仕事でも60か国以上は訪れているのですが、行ったことのある国の数よりも、私の場合はその渡航回数がかなり多いです。
元来好奇心の塊であるため、たとえ仕事であってもまるで未知の冒険のような素晴らしいワクワク感で滞在中の全て楽しんでいますし、現地の多くの人達と交流もしてきています。それでも、人が聞くと驚くような逆境的経験も沢山しています。
例えば、私はなんとイギリスで2回「拉致」されかけています。「誘拐」ではありまん。「拉致」です。言わずもがな「組織的」なものです(おそらく皆さん誰もが知っている「組織」です。。)。
大学で有名な街オックスフォードと、その近郊の街で2回。同じ組織、同じ工作員達に、です。
わかるのです。何時間も街を散策している間に、どこの道を通っても、どんなに人込みの多い場所であっても、ふと見上げた場所、何気なく目をやった場所に、常に「同じ顔たち」がいるんです。
はじめはボツボツと。私が気づいた後からは急激にその数が増える。
どんど増えていくし距離が近くなってくる。
あんな恐怖はおそらく人生で初めてだったと思います。
直観的に「まずい。狙われている」と思ったものです。
当時22歳。バックパッカーとしてイギリスを周遊していた時だったと思います。
ここでも私の「危機を察知する能力」がビンビン働き、すぐさま最寄りの駅に避難して職員に状況を説明し、予定を大幅に変更して秘密裏に列車に乗せてもらい、逃げ切ったのをよく覚えています。ヨーロッパで、ジプシーの大家族に囲まれてそのまま連れ去られそうになったこともありました。
いずれにしても、「光と影」の両方の経験をたくさんしていると、「チャンスを掴むセンス」と「危険回避能力」の両方が著しく上がるようです。
チャンスに関しては、そもそもそれがチャンスなのかどうか、を見極める判断力や、
チャンスを具現化する時に必要な信頼できる人達を見つける・見抜く感度、
チャンスを生かすための行動を実行するにあたって必要な、具体的な方法と考え方、
次に何をしたらよいかを即座に思いつく発想力等が、各段に上がります。
「危険回能力」に関しては言うまでもなく、
悪意を見抜く、信頼できない人を寄せ付けない、
万が一寄せ付けてしまったとしてもすぐに気付いてうまく距離をおける、
間違った方向性に舵取りしていないかを随時感じ取れる、
どの時点で軌道修正すればよいかがわかる、
そもそも目標設定段階でそれが本当に自分の求める「目標」であるのかどうか(目標設定段階で既にハシゴを掛け違ってしまっている人達がどれほど多いことか!)を冷静に見直せる、などです。
とりとめもなく書いてしまいましたが、
「運の科学」を研究する研究者が、今までどのような成功と失敗を繰り返して現在に至っているか、
そもそもなぜ「成功と失敗の両方」をテーマにする必要があるのか
(今後ブログでどんどん本質を書き溜めていく前段階のためです)、
が少しでも読者の皆様に伝われば幸いです。
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