みなさん、こんにちは!
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この「フォーチュン・メンタリティー」とは、一言で言ってしまえば
『成功にとって「幸運の流れ」がいかに大切かを理解しつつ、
その幸運を「自らコントロール」できるようになる、心の在り方と知性」
のことです。
このブログで何回もでてきている「意味のある偶然の一致(シンクロニシティ)」に日常レベルで敏感になって、「幸運の流れ」を自分でコントロールして発生させてしまえるようになる資質のことです。
それも、一発屋のような単発での「幸運」ではなく、
あなたが自ら引き起こせるようになる「幸運」とは、まさに
「束になって連続して発生する幸運」です。
そのまま何年も続くような強力な「幸運」です。
このメンタリティーを習得することによって、自分の中に眠る才能や可能性を実現化し、
つらい努力ではなく、「自分にとって最も相応しい成功のパターン」を発見することが
容易になってきます。
この「フォーチュン・メンタリティー」は、何か目に見えて特別な天才のような才能を持った人だけに限るものではありません。
私たちの「誰もが」心構え1つで習得していくことが可能な資質のことです。
それは、誰もが「一番自分を生かして成功できる環境やパターンを持っている」からです。
たとえ、今現在、表面上あなたがその「パターン」に気づいていなくても、
このブログを読んでいらっしゃる時点で、
まず、かなりの確率で、あなたはおそらく潜在意識化で、このことに気づいていると思います。
このブログで何度もお話していますが、
私たち一人ひとりは、全てバックグラウンドが違います。
生まれた時期も、育った環境も、体験してきた経験も、出会ってきた人々も、
得意分野も苦手分野も、選択してきた勉強や仕事の分野も知識も技術も、全部違う。
全体的に似ているように思えても、細かい部分を見ていったら、それこそ千差万別の経験値です。
その千差万別の経験値の無限の組み合わせで、
私たち一人ひとりの人生が成り立っています。
だからこそ「1人に1つの成功パターン」があるわけです。
このことは、「フォーチュ・メンタリティー」を習得していく上で、
とても大切な前提となるので、是非、強烈に覚えておいてください(笑)。
「あなたには、あなた独自の成功パターンがある」ということです。
また、その「あなた独自の成功パターン」は、あなただけに意味があり、
他の人には見事に通用しないパターンです。
そして同じように、他の人には「他の人独自の成功パターン」があるということを。
本物の成功パターンとは、その人独自の成功パターンであるために、
決して「被らない」のです。
だから意味のない比較競争とは無縁である、ということを、是非強烈に覚えておいてください。
では、本題です。
「幸運の連鎖」、または「物事がうまくいく前兆」のような都合のいい出来事の頻発である、
「意味のある偶然の一致」=「シンクロニシティ」は、
れっきとした心理学の一研究分野です。
アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイ博士や、
人間科学の研究者であるチャーリン・ベリッツ教授(アメリカ・コロラド大学)などが、
長年にわたって心理学、社会心理学、行動科学の分野等で様々な実験や調査を行ってきています。
人間の内面における思考や想念が、実際の外面における現象として現れてくるところの
「意味のある偶然の一致」=「シンクロニシティ」を引き起こすほどの強度の集中状態を、
「フロー状態」
と呼びますが、
それを実社会で活用すべく、世界の名だたる企業が、実際に、
ビジネス分野(行動経済学)やプロスポーツの分野(スポーツ科学)等で、
世界の大学とコラボレーションの研究活動を続けています。
スポーツの世界など、わかりやすいですよね。
よく、オリンピックで優勝するような選手などは、
試合本番前に「自分が優勝することが最初からわかっていた」くらい、
強度の集中状態で回りが一切見えなかった、
というようなことを、インタビュー回答しています。
オリンピック本番の舞台、という、普通、尋常ではないプレッシャーと緊張感に満ちた場であるにもかかわらず、もの凄い快感を伴った極度の集中状態である「フロー状態」に入っているわけです。彼らは。
「フロー状態」は、人が目の前にある状況に完全に没頭している時に体感される、
快感を伴った集中状態です。
この「フロー状態」にある時、私たちは時間の感覚を忘れ、心から楽しんでいるため、
結果に執着せずに行っている行為自体に、深い満足感を感じます。
そして、適切な時に、適切な場所で、自分が今行うに一番相応しいことを行っている、
という感覚で満たされるといいます。
同時に、私たちが「フロー」の状態で最もベストな集中の流れに乗っている時に、
その正しさを裏付けるような現象である「シンクロニシティ」が頻繁に発生するのです。
チクセントミハイ博士やベリッツ教授たも、このことを科学的なアプローチで提唱してきています。
特に、ベリッツ教授は、
「シンクロニシティとは、今自分が取っている行動、手掛けている事柄、進んでいる道が正しいことを、まるで『目に見えない何か』が証明しているかのように、『自分に都合のよい偶然』が頻発する科学的現象」
と提唱しており、
一時期有名になった「引き寄せの法則」とは、
社会心理学や行動科学の分野では、「引き寄せている」というよりも、
「自分でその時に必要な幸運の流れを生み出している」という解釈の方が
しっくりときます。
このシンクロニシティを自ら引き起こせるような「フロー状態」を保つメンタリティーを
「フォーチュン・メンタリティー」と私が名付けております。
「フォーチュン・メンタリティー」には、全部で7つの押さえるべきポイントがあります。
❶ 日常で起こるどんな些細な幸運も見逃さない「感性」を磨く。
❷ 過去から現在に至る「自分の全て」を徹底的に肯定する。
❸ チャンスを迎え入れるために、より柔軟な生き方を身につける。
➍ 常に「何かを期待する姿勢」を保ち、現実化している自分をイメージする。
❺ どんな変化も受け入れられる考え方と行動力を身につける。
❻ 「いつ成功してもいい」ように心と体の準備をする。
❼ つらい努力で物事を進展させようとする古いパターンから自由になり、自然に人生の流れに身を任せるための「信頼感」を培う。
これらの7つのポイントを押さえることで、以前にもブログで書きましたが、
私たちの日常生活や計画に、次のような変化が顕著に現れてくるようになります。
★自分にとって「正しい」時に「ベストなタイミング」で「最善の選択」ができているという感覚になる。
★適切な場所に引き寄せられ、自分にとって価値あることをしているという感覚になる。
★関わっている「全ての物事」が落ち着くべきところに落ち着き、
トラブル、障害、人からの否定や反対が自然と消えていく。
★必要な物やお金、情報、人脈、チャンスが、自分にとって完璧なタイミングで引き寄せられ、
それぞれの出来事が相乗効果で非常にうまく運ぶ。
★自分の計画ややるべき事が「流れるように」滞りなく運んでいく。
★「行き詰まり感」がなくなり、興味深い変化で満たされるようになる。
自分とまわりの人達、起こる出来事が、全て繋がっているという実感が湧く。
★自分の外部で起こる出来事が、自分の内部でめぐらされる思考や感情と連動するようになる。
自分が強く望んだり、イメージしたことが外部に反映されて現実化するようになる。
★自分が「大きな力の源」と繋がっているような感覚になる。
自分の存在や行動が「正しい」と思えるようになり、圧倒的な「感謝」の気持ちが湧いてくる。
これらのポイントと日常生活の変化を意識しながら、「フォーチュン・メンタリティー」を
一つづつ習得していきましょう!
今日は【序章】。
エクササイズ1回目は、次回のブログ記事よりスタートします!
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